おざわクリニック/耳鼻咽喉科・頭頸部外科、アレルギー、感冒(かぜ)、めまい、いびき、嚥下障害など

おざわクリニック・耳鼻咽喉科

お子様からお年寄りまで幅広くサポートいたします。

● 診療日・診療時間:火曜 14:00-18:00、水曜 13:30-17:30、金曜 13:30-17:30
● 電話:03-3992-8686
● 住所:176-0006 東京都練馬区栄町29-1 青山堂ビル2F
● 最寄り駅:
 西武池袋線 江古田駅 徒歩2分
 大江戸線 新江古田駅 徒歩12分
 有楽町線 新桜台駅 徒歩5分
● 診療科目:
耳鼻咽喉科・頭頸部外科
耳、鼻・副鼻腔、喉頭、気管、食道、口腔、唾液腺、甲状腺などの頭頸部領域の疾患や外傷、アレルギー、感冒(かぜ)、めまい、顔面神経麻痺、いびき、声の異常、発音障害、嚥下障害などを扱うとても診療範囲が広い科です。
NEWS

2017/3/21/ 

4月より耳鼻咽喉科・頭頸部外科の診療日が変更になります。
火曜日:午後2:00~午後6:00/水曜日:午後1:30~午後5:30/金曜日:午後1:30~午後5:30
※内視鏡下副鼻腔手術を行っております

2017/1/27/ 

睡眠時無呼吸症候群の診療を開始致しました。お気軽にご相談ください。   

ご挨拶

20年近くインプラント手術をしてきて、ずっと気になっていたことがあります。
どうしても歯科医だけでは対応できない症例があるのです。

 

では、誰と協力するべきか?
それは歯がどこにあるかを考えればすぐにわかります。
「口」のすぐ上には「鼻」があります。
鼻といっても顔の真ん中についているだけではなく、頬の下に鼻の穴とつながっている空洞(上顎洞:じょうがくどう)があり、これも鼻の一部です。

 

つまり、歯に一番近い部位「耳鼻科」との連携が必要なのです。

ところが現実は、インプラントのための検査をおろそかにして、トラブル起こして耳鼻科で治してもらっているような現状です。
耳鼻科がインプラントの前処置が出来ることも、知られていません。
(詳しくは、歯科と耳鼻科の連携医療についてプチインタビューをご覧ください)

 

急がば回れ。
インプラントの前処置をして、トラブル予防をすれば、長く快適にインプラントを使うことができます。
また、手術に100%はありませんからトラブルが起きた際も、すばやく耳鼻科で対応できます。
おざわクリニックが、あなたの転ばぬ先の杖になれたら幸いです。

小澤俊文

小澤俊文

副鼻腔炎(蓄膿症)

顔の中央部にある鼻(外鼻)、その中は鼻腔と言います。
鼻腔の中央には鼻腔を左右に分けている鼻中隔という隔壁があります。
その隔壁の左右の空間には下鼻甲介公開、中鼻甲介公開という先端が楕円形の板状の壁があります。
鼻腔の周囲には副鼻腔という空洞が広がっております。副鼻腔にはほっぺたの内側にある上顎洞、両目の間にある篩骨洞、おでこの内側にある前頭洞、鼻の一番深い奥にある蝶形骨洞などがあります。これらの副鼻腔は全て細い穴で鼻腔に通じています。正常ではこれらの副鼻腔の中の壁は、薄い鼻の粘膜で覆われていて、空洞の内部は空気で満たされています。この空洞と粘膜に炎症が起こるのが副鼻腔炎です。

 

「急性副鼻腔炎(発症から4週間以内の鼻・副鼻腔の感染症)
風邪などのウィルスや 細菌の感染によって鼻腔に炎症が起り、その炎症が副鼻腔にも波及します。
急性の場合は自然に治ることもありますし、抗菌薬(抗生物質)内服によって治ることもあります。

 

副鼻腔炎が長引いた場合

副鼻腔の炎症が長引いた場合、うみを出す(喉の方に送り込んで出す)粘膜の働きが悪くなるのと、膿が出る出口が粘膜の腫れによって塞がって膿が出なくなってしまいます。こうなると痛みや腫れがひどくなり炎症が治りにくくなってしまいます。この状態が慢性副鼻腔炎(蓄膿症)です。
花粉などによるアレルギーや、喘息などが副鼻腔炎を治りにくくする場合もあります。
また、患者さんの鼻の構造の異常(鼻中隔弯曲症や中鼻甲介が空気によって大きくなったものつまり中鼻甲介の含気化、その他)なども大きな誘因となります。

 

症状
・鼻水:急性期には青い鼻水、慢性化すると白い粘稠性な鼻水
・痰(後鼻漏):膿が喉の方へまわり黄色い粘稠性な痰として出る
・鼻づまり(鼻閉):鼻・副鼻腔粘膜が腫れて息が通る隙間がなくなってしまうため
・痛み:顔面・頬部(ほっぺた)の中が痛い、おでこが痛い、頭が重い(頭重感)、目の痛み、目と目の 間の中の奥が痛い
・臭いが感じない(嗅覚障害)

 

内視鏡下副鼻腔手術(Endoscopic Sinus Surgery : ESS)

投薬や簡単な鼻・副鼻腔処置などの保存療法で治らない場合や、何度も繰り返して症状が生じる場合には手術が必要となります。
内視鏡を使って詰まった副鼻腔を解放(細かい副鼻腔間の交通路をつける)する手術を行います。これによって詰まている膿が自然に出るようになり治って来ます。
昔のように内視鏡を使わない手術に比べて手術侵襲が小さいことが特長です。
おざわクリニックでは日帰りでESSを行っております。
また、近年、日本全国で、歯科インプラントトラブルで生じた副鼻腔炎が急増しており、歯科・耳鼻科連携で治療を行ってトラブルを解決しております。

 

歯科と耳鼻科の
連携医療について

「歯科」という診療科は、虫歯を削って詰めている、歯周病の治療をしているあるいは、歯並びの矯正治療をしているというくらいしか思い浮かばないかと思います。しかし、歯と歯肉などの「口腔」という器官を扱ういわゆる「歯科医療」は、体の一部を診る医療であり、他の器官を扱う他の診療科と同じであると考えております。
歯科の診療行為はほとんどが「外科処置」であり、様々な診療科との連携が必要であることは言うまでもありません。
特に、基礎疾患のある患者様は歯の麻酔一本をするにしても、あらゆる診療科との連携がなくては安全な診療はできません。

 

「歯科」で扱う「口腔」と、診療範囲が一部かぶる「耳鼻咽喉科」とは連携が特に必要です。
特にインプラント治療では、上顎の臼歯部のインプラント治療時に「副鼻腔」の一つである「上顎洞(じょうがくどう)」と非常に近いため、耳鼻咽喉科との連携は必須となります。

また、歯の根っこの治療、すなわち根尖病巣や、歯周病が上顎洞炎に波及して歯が原因の歯性上顎洞炎(蓄膿症)を引き起こすこともあります。

 

人の顔を正面から見た時、真ん中にある鼻は「外鼻(がいび)」、鼻の空洞を「鼻腔」といいます。
この「鼻腔」は「鼻中隔(びちゅうかく)」という隔壁によって、左右に分けられています。
顔の奥の方は、鼻腔とつながる「副鼻腔(ふくびくう)」という「空洞」があります。
この副鼻腔は「篩骨洞(しこつどう)」を中心として、「上顎洞(じょうがくどう)」「前頭洞(ぜんとうどう)」、「蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)」と計4つあります。
また、「鼻中隔」で左右に分けられているため「副鼻腔」は合計で8つになります。
さらに、「篩骨洞」という空洞は蜂の巣のような小さな空洞がたくさん発育しており「篩骨迷路(しこつめいろ)」とも呼ばれております。

「鼻腔」の大きな役割は「呼吸すること」と「匂いを嗅ぐ」ことです。
「鼻腔」は奥の方で「喉(のど)」とつながっています。
鼻で吸った空気は「鼻腔」を通って「喉」に行き、さらに気管支肺へと空気を送り込み、それと同時に肺からの空気(呼気)をそれと反対のルートで吐き出します。
「鼻腔」と「副鼻腔」の役割には、さらに「加湿・加温・ろ過機能」があります。

つまり、鼻から吸った空気は「鼻腔」と「副鼻腔」でゴミや花粉、細菌やウイルスなどを捕えるフィルター機能、乾いた空気を加湿する加湿器の機能、冬の冷たい空気を温める加温機能があります。
「鼻腔」と「副鼻腔」の表面は粘膜で覆われ、粘膜の表面の細胞は腺毛細胞(せんもうさいぼう)といい、その細胞表面には腺毛(せんもう)という細かい毛が生えています。
また、粘膜の細胞は粘液(鼻水)を絶えず産生しています。

 

鼻から入った異物(ゴミ、花粉、細菌、ウイルスなど)は、この粘液と腺毛によってとらえられて、喉に運ばれ食道、胃に運ばれるか、痰となって口の中から排出されます。
この排出されるルート(異物の排出される出口)が何らかの原因でふさがってしまうと「副鼻腔炎」を生じてしまいます。
この排出ルートは、その方の鼻の構造(解剖学的構造)によってそれぞれ違います。

 

つまり、鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう:鼻の中央の骨が曲がっている)や、篩骨洞の異常発育などによって排出ルートが異常に狭い方、閉鎖している方はちょっとしたきっかけ(風邪、花粉症など)によって副鼻腔炎になります。
一般的にはお薬で様子を見ますが、治らない場合は内視鏡でその排出ルートを広げる手術をしなければなりません。
排出ルートを広げることで、膿などが自然に排出され、キレイになっていきます。

歯科の
インプラントトラブル

上顎(じょうがく:うわあご)の臼歯部は、「上顎洞」という「副鼻腔」と隣り合わせです。
何らかの原因で歯を抜歯すると、歯があった部分の骨(歯槽骨)は、ほとんど無くなります。
上顎洞までの残存している骨が、1~2mmなんてこともざらにあります。
こうなるとインプラント(人工歯根)が入りません。

 

そこで、インプラントが入れられるように造骨(骨を移植して骨の量を増やす)をしなければなりません。
上顎洞内に造骨をすることを「上顎洞底挙上術(サイナスリフト)」と言います。

この「上顎洞底挙上術」による上顎洞炎が非常に多くなってきており、今現在歯科のインプラントトラブル(インプラント合併症)の最も頻度が高いものとなってきています。
サイナスリフトの手術法は、「ラテラルアプローチ」と「バーティカルアプローチ」の2方法あります。

「バーティカルアプローチ」は「ソケットリフト」とも呼ばれ、元あった歯の方向から垂直的にドリルして上顎洞底の骨を破って上顎洞粘膜下に達し、そのドリルした小さな穴から上顎洞粘膜を挙上する方法です。

 

したがって、直接上顎洞粘膜を見ることができないため、盲目的に作業することになります。
この「ソケットリフト法」は一見簡単な方法と見られるため、外科の経験がない開業医の先生が飛びつきやすい方法ですが、盲目的作業のため上顎洞粘膜を破りやすく、実は難しい方法なのです。
また、「ソケットリフト法」を採用する残存骨量の基準は4~5mm以上と決められていますが、この基準を無視して残存骨わずか1~2mmで無理して手術して合併症、すなわち、インプラントの上顎洞炎迷入や上顎洞炎を引き起こすことになります。

 

一方、「ラテラルアプローチ法」はとても難しい方法で、長年の外科の経験がないとできない方法です。
本来は「ラテラルアプローチ法」ができる先生が「バーティカル法」をするべきでありますが、実情は異なることが多いようです。

 

なぜなら、「バーティカル」で上顎洞粘膜が破れた場合、「ラテラルアプローチ」に切り替えて対処しなければならないのです。
このような対処も、おざわクリニックでは適切に判断し、耳鼻科・歯科どちらからでも迅速に処置することが出来ます。
耳鼻科と歯科の連携の重要さを語っているプチインタビューをご一読いただけると幸いです。

おざわクリニック

● 診療日・診療時間:火曜 14:00-18:00、水曜 13:30-17:30、金曜 13:30-17:30
● 電話 : 03-3992-8686
● 住所:176-0006 東京都練馬区栄町29-1 青山堂ビル2F
● 最寄り駅
 西武池袋線 江古田駅 徒歩2分
 大江戸線 新江古田駅 徒歩12分
 有楽町線 新桜台駅 徒歩5分
● 診療科目:
 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
 耳、鼻・副鼻腔、喉頭、気管、食道、口腔、
 唾液腺、甲状腺などの頭頸部領域の疾患や外傷、
 アレルギー、感冒(かぜ)、めまい、顔面神経麻痺、
 いびき、声の異常、発音障害、嚥下障害などを扱う
 とても診療範囲が広い科です。

國弘 幸伸(くにひろ たかのぶ)

國弘 幸伸(くにひろ たかのぶ)

慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科/准教授
日本耳鼻咽喉科学会専門医

設備紹介

ユニット
ユニット
國弘先生コメント:
歯科のユニットなんで、患者さんがうがいができるんですよ。
耳鼻科のユニットには、ないんです。
患者さん、結構重宝しています。
治療器具
治療器具
耳鼻咽喉科用内視鏡
耳鼻咽喉科用内視鏡
内視鏡で見えたものが、録画できるようになっています。
「自分の鼻の中がどうなっているか?」が見られます。
耳鼻咽喉科用内視鏡
内視鏡の本体です
めまいの検査
めまいの検査の機械もあります
めまいの検査
カメラ
カメラ
ベッド
ベッド
水素水
水素水
ご自由にお飲みください

プチインタビュー

國弘幸伸先生
國弘幸伸先生 プチインタビュー

「耳鼻科医が、歯の補綴(ほてつ:歯にかぶせ物や入れ歯等を入れること)、をキチッとやるのは無理じゃないですか。
それと同じように、歯科の先生も鼻のことを手を出しても、大した事ができない訳ですよ。
なので、協力するしかないんですね。」

國弘 幸伸(くにひろ たかのぶ)
  • そうです。
    インプラントをやってもトラブルにならない様な環境を整える。
    あるいは、上顎洞炎になっても、鼻の中の形が悪いと化膿しやすいので、それを治す。
  • 鼻の形が関係あるんですか?
  • 歯科と関係が深い、睡眠時無呼吸外来も始めました。
    インタビュー 2016/11/29